”行ってきました、沖縄・座間味村 大自然体験合宿。その3” 2002.4.27(sat)
 今日は、今回の参加者の中で最年少のT君(小3、掛川市)について書いてみようと思います。小3と言っても、この4月に3年生になったばかりですから、そんな子が
飛行機に乗っての沖縄への一人旅、大変な体験ですよね。勿論、同じ掛川からお友達が参加しておりますが、同じ学年の子はいませんし、同じ地域の子もいなかった
んです。さすがに行きの名古屋空港の待合室では、ちょっと寂しげにポツリと椅子に座っていました。「ぼくたちはどこから来たの?」と横に座っていたおばさんが声を掛
けてくれても黙ったままボーとしており、その隣の小4のS君が答えておりました。ところが、那覇空港に着き、那覇泊港からクィーン座間味に乗るころになると元気が出て
きて、海の青さに感激し、「先生!先生!」って盛んに話しかけてきました。自分のこと、学校のこと、今回の旅のこと、特にカヌーのこと、いろんなことを話しかけてくれた
り、尋ねてくれました。宿舎に着き、自分のグループと自分の部屋が決まり、部屋の荷物を置きに行った時、福岡空港経由組の子ども達がANAからビニール製の飛行
機を貰ったことを知り、私に自分達分のお土産を盛んにねだってきたんですね。ところが、私がANAから頂いたのは紙製の整備車両の組立モデルで、福岡経由組と同じ
物ではなかったんです。しかも、福岡経由組は名古屋→福岡と福岡→那覇と2回飛行機に乗ったんで、2つお土産を頂いたんですね。”う〜ん、困ったなあ。どうしようか
なあ。しかたなく、「先生の荷物の中に入っていてここにないんで、夜の交流会の後にあげるよ。」と言ってその場を取り繕ったんですが、名案が浮かばず。勿論のこと、
T君はその夜の交流会の後に早速私に再びねだってくる、「ビニールの飛行機がほしいなあ。」ってね。「でも、先生が貰ったのはビニールの飛行機じゃあないんだ、ホン
トに。」と告げると、「うそだあ−!みんな2つも貰ったんだよ。」さて困った。「それはね、あの子達は2回飛行機に乗ったんでね。それに、ホントにビニールの飛行機じゃ
あないんだよ。」そう言ったら、黙って部屋に戻って行ってしまったんです。結局、2日目の村民の皆さんとの交流会の時に、S君を含めた沖縄直行組の子ども達にANA
から頂いた紙製の組立モデルを配りました。そうしたら、「先生、僕、これでいいよ。でも、もう一つちょうだい。」とS君。その後の夕食後、彼の座ったテーブルにその組立
モデルが2つ忘れてあったんで、次の日彼に聞いたら、「自分のはあるよ。」と言うんですね。さて、今目の前にある持ち帰ったこの2つの組立モデルは一体だれの物なん
だろうね?

 

”行ってきました、沖縄・座間味村 大自然体験合宿。その2” 2002.4.19(fri)
  今回の事業が4月11日の静岡新聞朝刊と4月20日付けの静岡リビングに掲載されました。ありがとうございます。静岡リビングは私の写真入りで、少々恐縮しており
ます。その両社の取材の時にもお話ししたんですが、こうした事業は、ご参加頂きます皆様一人一人、あるいは、我々スタッフ一人一人、それぞれ何らかの課題を持って
行っております。勿論、今回の沖縄座間味村の場合も、普段の喧噪の中での生活から暫し離れて、のんびり観光を楽しむ、あるいは、ゆったりと自然に浸りながら自分を取り戻すために参加なさった方もいらっしゃいます(と言っても、20数名の子ども達と一緒ですので、当然に子ども達との何らかの関わりを求めての参加であることは前提
なんです)。初めての一人旅に挑戦する子、シュノーケリングやカヌーに挑戦し、自信の回復を目論む子ども達、色んな人達との交流を通じて人間関係の構築を試み子ど
も達、あるいは、こうした活動のリーダーの研修で参加したり、勿論スタッフとしてこうした活動を行うために参加する高校生や大学生の皆さん、また、心理カウンセリング
的対応を研修するために参加する方々もいらっしゃいます。その意味で、今回の事業はどうだったんでしょうか。この2週間の余、実施報告書を作成しながら、参加した方々
の感想文をじっくり読ませて頂いておりますが、我々の対応不備は多々ありましたものの、特に参加下さいました高校生や大学生、一般の方々の多大なご協力のお陰で、
その後にそれぞれの成果もあり、皆様には満足の入った事業ではなかったかと思って、感謝しております。ありがとうございました。



”行ってきました、沖縄・座間味村 大自然体験合宿。その1” 2002.4.15(mon)
  皆様、行って参りました、あの南国の楽園・沖縄座間味村に。小学生11名。中学生9名、高校生4名、大学生及びその予備勉強組8名、一般15名の計47名の大所帯。
感激しました、感動しました、あの海の透明度と大自然の豊かさに。実によかったです。でもね、実は初日からハラハラドキドキの旅だったんです。なにせ前夜充電したば
かりの私の携帯電話のバッテリーが、名古屋空港出発前に既になくなってしまったことが物語っていますよね。というのも、全員の航空チケットを持った私があと数分遅く
名古屋空港に着いていたら、参加者全員、憧れの沖縄どころか、ただの名古屋空港見学の旅で終わってしまっていたんです。そもそもそんな旅の始まりになったのも、航
空チケット予約の段階で当初の予想を上回る申込で、沖縄行きを福岡経由組と沖縄直行組に分けざるを得なかったことに始まり(よって、福岡経由組が当初の出発予定
の1時間前に出発することになったんです)、マイクロバスで途中参加者を拾っていく時、1カ所集合場所を見失ってしまったり、再三にアドバイスにも拘わらずこの私が名
古屋インターから名古屋空港への道を間違えてしまったことが重なり、そんな旅の始まりになったんです。これから数日に渡り、今回の旅の思い出を語ってみたいと思い
ます。宜しくお付き合い下さいませ。