”20数年来の友人との再会” 2002.6.29(sun)
  いや〜、ホント懐かしかったですねえ。今日は旧友に、ほぼ20年振りに会いました。そのために、税理士との打ち合わせをすっかり忘れてしまいました。
ごめんなさい、K税理士様m(__)m。
でも、20年の隔たりをこれぽっちも感じることなく、きのうも会っていたように気楽に、いや、ホント自然に話せたのが嬉しかったですね。何よりも彼の変わらない顔が
嬉しかったです。実は彼と出会ったのは、私が静岡大学の2年生の時なんです。何がきっかけだったのかなあ?そう、カン坊(山崎君)だったかな?彼は重度の身体障
害者なんですが、彼の友達のカン坊に紹介されてから妙にウマが合うって言うか、不思議な位に自然に、それも素直な気持ちで付き合うことができるんですね。酒を飲み、
よく夜遅くまで議論しましたよ。かと思えば、大家の息子さんまで巻き込んで、よく朝方まで麻雀をやりましたよ。そうそう!二人で長野県の飯山まで、スキー(って言うか、
そりだったんですが)に行きましたよ。なっつかしいねえ。でもね、あの時はホント、人の優しさを感じさせてくれました。「大変でしょうから、お使い下さいよ。」って言って、
荷物用(^^;;;;エレベーターまで案内して下さった静岡駅の駅員様。甲府駅だったかなあ、一人で彼の乗った車いすを持ち上げようとしたら、「手伝いますよ。」って声を
掛けてくれた数人の乗客の皆さん。「僕が引くよー!」って言って彼のそりを引いてくれた地元・飯山の小学生君。今日は9月に彼をカヌーに乗せちゃう約束をしてきました。
9月にしたのは、彼が乗れるようにカヌーのちょっとした改造が必要なんですね。ホント楽しみです、9月が。

 

”若きサポーターの死” 2002.6.22(sun)
  先週の金曜日夜、訃報が入りました。もう10年になります。中央防犯ACM藤枝SC〜藤枝ブルックス〜アビスパ福岡と、一緒になって応援してきました南條昌彦君
(藤枝市堀之内、32歳)の突然の逝去の知らせでした。涙にむせびながら伝えてくる電話の声に、暫し呆然となりました。余りにも若い死でした。5月5日の今期東海リー
グの開幕戦でも、太鼓を叩きながら大声で中央防犯藤枝SCを応援していた彼が。元アビスパ福岡のFW・現ベガルタ仙台FW山下選手の日本代表入りを願って作った、
「YAMASHITA」のネーム入りの背番号13番の日本代表ユニホーム。藤枝ブルックスが福岡に移転した時はとても悔しがった彼も、何度も福岡にわたってアビスパ福岡
を応援し、うちの子どもに土産も買って来てくれました。何年かかっても絶対に待つんだと、ここ藤枝でのJリーグチーム誕生を夢見ていた彼。大型自動車の整備中、その
自動車と壁に挟まれ、即死だったとのこと。2002年W杯日本代表も夢中で応援し、日本とセネガルの対決を本気で語り、日本代表の決勝トーナメント進出を知らずして
天国に召されました。10年来の日本一のサポーター。御冥福を祈ります。



”「学力」再考” 2002.6.11(tue)
  一昨日の日誌の県教委主催の懇談会の件。誠に図々しい話ですが、数えれば静岡大学在学中の野外活動事業会社設立以来これまで20余年間の学習塾としての、
本格的な野外体験活動や算数・理科実験教室活動をご支援頂いております企業及び個人の皆様のご厚意に報いるべく、昨日早朝電話で県教委に現在はNPO静岡県
教育フォーラムとしての活動を紹介させて頂きました。結果、当日の別件の用事を時間調整し、当該懇談会の趣旨により私メも教育関連事業協同組合の副理事長の立
場で当該懇談会に出席してこれまでの活動の紹介をさせて頂くことになりました。勿論、完全学校週5日制の実施に伴い、子ども達の土曜の過ごし方を鑑み、様々な活動
を始めた学習塾は私共ばかりではありません。折角の機会ですので、私の知る限りのそうした学習塾の活動も紹介させて頂きながら、当該懇談会の視点であります、土
曜日の過ごし方と学習塾の役割、自然体験・生活体験の場と学習機会の確保、学力低下の不安等について意見を申し上げたい思います。そこで、一昨日の日誌の続き
であります。「学力」再考です。前回の静岡新聞社説に続き、5月3日付け読売新聞の論点で全日本科学教育振興委員会委員長(東京大学名誉教授)の大木先生も同様
なことを述べております。先日の日誌でこれまでの日本の教育を「勤勉教育」と表現しちゃいましたが、大木先生は、「学力」=「知識量」という定義を産んだのは我が国の
教育が儒教を中心として出発したことにあり、宗教の一種である儒教を学習する者は、その内容よりもまず文言の一字一句を記憶することが求められ、社会全体の考え
方も「記憶が大事」とする傾向になったと指摘しております。しかし、科学者達は、「実力」は知識の量だけでなく、それを活用して研究に役立てることが重要だとよく分かっ
ており、こうした「学力」に関する多くの国民と科学者達との解釈の差は、学校教育において「文化の伝承」が重視され、創造的な活動が軽視されてきたことによると述べて
おられます。そこで、先生はこれからの世界で我が国の科学が一流であるためには、今まで以上に忍耐強い問題解決への訓練を重視しなければならないし、知識量と問
題解決に努力する力、この二つを兼ね備えた人こそ「学力がある」と言われるべきだ訴えております。なるほどと思います。皆様はどう思われますか?




”完全学校週5日制の不安!?” 2002.6.9(sun)
  時は2002ワールドカップまっただ中。ご存じの通り、今日は日本の決勝トーナメント進出のカギを握る対ロシア戦。私メ、稼業が夜の商売(?)だけに、今日はW杯が
始まって初めてテレビ観戦ができそうです。しっかり応援しようと思います。そうそう、昨日の静岡新聞朝刊によると、静岡県教育委員会は本年度スタートした完全学校
週5日制への対応について、県内の学習塾関係者や学校関係者、保護者、県教委関係者らが意見交換をする懇談会を、14日県庁で開くらしいですね。当スクールも
学習塾として本格的に野外体験活動や実験教室を始めて10余年、ようやくこうした活動が認知されようとしていることは喜ばしいことですが、ここまで来るにホント長かっ
たですね。ただね、これも手放しで喜べないんですね。新聞に書かれたこの懇談の視点、第1点、5日制による土曜日の過ごし方と学習塾の役割。第3点の5日制実施
による時間数削減に伴う学力低下の不安と相まって、いや、そんな世の不安を利用してか(?)、加えて静岡県では公立・私立共に本年度から高校入試制度も変わるこ
とも作用して、学習塾の土・日曜講座は大繁盛。「勤勉教育」にどっぷり漬かってきましたこれまでの日本の学校教育からでは、完全学校週5日制実施の大変革もなかな
か大変ですね。ちょっと「完全学校週5日制=授業時間の削減=学力低下」なる式に世の中が振り回されているんじゃないですかね。ふと思い出してスクラップブックを紐
解いてみましたら見付けました。今年2月25日の静岡新聞の社説です。同感です。学力低下を心配する前に、その学力とは何か考えるべきで、憂いでいるのは量として
の学力であって、真の学力は質であり、それを産み出す教育力を追求すべきだと思うんですね。また時間ができたら、この件をもっと突き詰めてみたいと思います。

 

”ちょっと考えちゃう、現代の親子像” 2002.6.4(tue)
  この日誌を読んで頂いている小学生から大学生の皆さんにちょっと聞きたいんです。やっぱり、今の子ども達は心の底から甘えて依存心を満たして貰った経験に乏し
いのかなあ?ううん、ごめん。質問が悪かったね。「今の子ども達」と書いちゃうと、み〜んなそうだってことになっちゃうんで、答えにくいよね。そうじゃあなくて、君はね、
そういう経験があったかなあ?、いや、本音言って、今ね、親に思いっきり甘えたいって思うことがある?って言うのはね、ここんとこ色んな人達(大人達)と話すことがあっ
て(勿論そういうことはこの私にはここ数日に限ったことじゃないけどね)、今の親ってホント自分達自身のことばかり、目の前にいる大事な子ども達と心から関わることが
おざなりになっているんじゃあないかなあ、なんて考えちゃったんですね。非行とか、いじめとか、キレるとか、そうじゃあくても、相も変わらず爆音をたて、信号を無視して
商店街を暴走する行動、あるいは、店じまいしたガソリンスタンドの壁に(この藤枝では学校のブロック塀にも)訳の分からない文字を得意顔(?)に書きまくること、そうい
った現象を見聞きするに、物質的には有り余るほど満たされている現代故に、そういった行動に走る子ども達の心の中に渦巻いているフラストレーションの原因を考える
んですね。やっぱり親の我々も親になる勉強が必要だよね。子ども達はその依存心の裏返しの攻撃性を外部に向けるしか方法がないかもね。